ライフハック

一日30分〇〇するだけ!脳が活性化され記録力・思考力を向上させる方法

一日30分○○実践するだけで、脳が活性化され、記録力・思考力を高めることができます。

特に朝やっていただくと効果的!

それは、『散歩』です。

え、散歩するだけ!?歩くだけでいいの?って思った方もいると思いますが、運動の中で一番脳に良い影響を与えるのは『散歩』をすることだとダブリン大学で脳科学を研究する教授が主張しています。(‘It’s a superpower’: how walking makes us healthier, happier and brainier

なぜ脳に良い影響を与えるのか

まず、脳は、脳幹、大脳、小脳の3つに分かれており、一番大きいのは『大脳』です。脳の8割が大脳で注意力思考力アイデア力などを司っています。

人間の記憶で、新しい記憶は『海馬』に保存され古い記憶は『大脳皮質』に記録されます。

散歩をすることによって、第二の心臓と呼ばれている『ふくらはぎ』の筋肉が刺激されポンプのように脳に血を運んでくれます。

このように、司令塔である脳への血流を良くすることで十分な酸素が取り込まれ、脳を活性化させることができます。

脳にどのような良い影響があるのか

記憶力・思考力向上

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脳の記憶力・思考力といった認知機能を改善するにに役立つと多くの研究で明らかとなっています。

散歩を含め、有酸素運動を続けることで『海馬の神経』が増加し思考力や学習能力、記憶力に関わる神経が発達することがブリティッシュコロンビア大学の研究でわかっています。

一日20分以上歩くことが効果的とされています。

10分歩いた後は、記憶力は25%アップする

アメリカ・イリノイ大学のCarlos R. Salasらが、こんな実験をしました。
被験者は6秒間表示される名詞30単語を覚えます。 まず、被験者は10分間、歩くか、もしくは美しい自然の風景の写真を見るかの、どちらかの作業をしました。 その後、被験者はもう一度、10分間歩くか座るかしました。
Aグループ 歩く→覚える→歩く→確認テスト Bグループ 写真を眺める→覚える→写真を眺める→確認テスト ということですね。
結果、Aグループ(歩いたグループ)はBグループより25%良い結果が得られました。 覚えた後は、歩いていても写真を眺めていても結果は変わらないそうです。
つまり、「覚える前に歩くと、覚えやすくなる」ということですね。 Carlos R. Salasらによると、歩いた後には人はより覚醒して、それが記憶力を向上させるのではないか、ということです。
ただし、これは短期記憶に関する実験です。これだけで、成果があがる!とまでは言い切れません。

STUDY HACKER(https://studyhacker.net/columns/walk-and-momorize)

創造的になる

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2014 年米国のスタンフォード大学の研究では、人が歩いている時に、より創造的になることが明らかになっています。

彼らはある実験を行い、座っている人と歩く人を比較した結果、歩いている人の方が一貫して創造性レベルが高いことがわかったそうです。

実験の参加者の大多数は、座っているよりも歩くときの方が創造的であり、集計すると歩いているときの方が座っている人と比較して、平均60%高いという結果でした。

脳以外にも様々な良い影響

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ビタミンDの生成

1日15分、日光の日を浴びることでビタミンDの生成を手助けしてくれます。

ビタミンDは丈夫な骨を作る大切な役割に加え、免疫力向上、鬱予防などにも効果があることが分かってきています。

幸せホルモン『セロトニン』

セロトニンも分泌されます。

セロトニンは、別名幸せホルモンとも呼ばれており、気分などをコントロールする脳内物質です。

規則正しい生活と適度な運動、日光を浴びることでセロトニンを多く分泌させることができ、良い一日のスタートを切ることができます。


30分歩くだけで、様々な良い影響があるのはすごいですよね。

コロナの影響で外出自粛されているかと思いますが、朝早く起きて30分歩くだけで気持ちの良いスタートが切れそうです。