自己啓発

幸福?不幸?Facebookを一ヶ月やめたらどうなる?


スタンフォード大学とニューヨーク大学が、興味深い研究を行なった。内容は、被験者に一ヶ月の間Facebookを利用せずに生活してもらい、実験前と実験後どのような変化が被験者にあるか調査するものであった。(The Welfare Effects of Social Media

毎日の生活に幸福感を感じる

調査結果から、実験前よりも幸福感を持って、毎日の生活に満足している人の割合が多いことが報告されました。また、多くの被験者が調査終了後もFacebookを利用しなくなったと語っているとのこと。

Facebookを利用しなくなったことで、時間的余裕ができ、家族や友人とテレビを見たり、コミュニケーションを行う事が増えたと言う。インターネット上でのやり取りではなく、対面での会話が増え生活に幸福感を感じるようになった。

SNSは情報収集に有効な手段だった

良い影響の一方で、政治的ニュースや世の中の出来事に対する知識の減少が見受けられたという。FacebookなどのSNSでは、多くの情報が飛び交っている。その中には本当の情報・嘘の情報があるものの自分が必要とする情報を入手しやすい傾向にある。この理由として、テレビのニュース番組はあるものの、バラエティ番組などのテレビ番組も多く欲しい情報を入手するのは難しい。

また、テレビで放送される情報は、自分が欲しい情報だけを放送するものではないため、自分が望む情報をタイムリーに欲しいのであれば、SNSでの情報収集は極めて有効な手段であると感じる。

幸福?不幸?

Happy

幸福になったか不幸になったかという観点では、幸福感を感じる人が増えているため幸福になったと言えるだろう。だが、メリット・デメリットがあるため一概にSNSをやめた方がいいとは誰もいうことはできないだろう。私たちは、Facebookに限らず多くのSNSに多くの時間を費やしている。その影響で、家族や友人、恋人との大切な時間をも削ってしまっているのかもしれない。

Facebookでの情報収集・オンラインでの友人・恋人探しも良いでしょう。だがもう一度、自分たちのSNSに費やしている時間を見直し、現実世界での、新しいことへのチャレンジ家族や友人とのコミュニケーションの時間を大切にしてはみてはいかがだろうか。