Amazonのサービスを知らない人はいないのではないだろうか。
Amazonは、2013年度の売上高は744億ドル(約8兆円)にのぼり、ネットの小売業では世界一になる。Amazon.comのサービス開始は1995年のことで、2018年8月時点で株式時価総額は9200億ドルを超えています。Amazonのサービスと一部として有名なのがオンラインショッピングである。Amazonのオンラインショッピングは無料で誰でも利用可能だが、有料会員(Amazon Prime)になることで、荷物のお届けを通常より早くすることができるのだ。この有料会員数が世界で1億人を突破している。
ジョフ・ベゾス氏はAmazonの創業者である。
そんなベゾス氏が毎日行う習慣があるという。それは、
毎朝、目覚まし時計のアラームに頼らず起きる

彼が実践している習慣はいたってシンプル。目覚ましを使わずに起きることです。
ベゾス氏は、睡眠をとても大切にしており、平均的な睡眠時間は8時間だそうです。彼は睡眠の時間は自身にとってとても重要なことだと捉えています。現代の社会で睡眠を長く取ることは難しいとされている中、なぜ彼は睡眠に対して、そこまで気を使っているのだろうか。
その理由は、『長時間働くため』だそうです。ベゾス氏は、自分のことを賢明かつ猛烈に長い時間働く人と認識しています。その一方で、人間には8時間の睡眠が必要と認識した上で毎晩このようなルーティンを行なっているようです。
この他にも、夕食後は皿洗いを自らするというルーティンも行なっているようです。
望む情報量の7割が集まった時点で決定を下す!
ベゾス氏は「大半の場合、望む情報量の70%ほどが集まった時点で決定を下さなければならない。90%になるまで待つと手遅れだ」と話しています。
短時間配送サービス「プライムナウ」は、考案から111日後に導入されたそうです。
ベゾス氏の言葉通り完璧な情報が揃うまで待つのではなく、70パーセントの情報量が集まった時点で迅速な意思決定をすれば競争で先手を打てる。完璧な情報がそろうまで待っていては遅過ぎるそうです。
ピザ2枚ルール

ピザ2枚ルールとは、2枚のピザを分けあって足りなくなるような規模のミーティングは行わないそうです。
説明すると、通常1枚のピザを分けると6枚ピース程度になりますから、2枚のピザを6ピースずつにカットした12枚。つまり、12人程度までのミーティングしか行わないというものです。
このピザ2枚ルールで開催されたミーティングで、「プライムナウ」のサービスも考案されたそうです。
そこまで大規模なミーティングでないからこそ一人一人が意見を出し合って、様々なサービスを作り上げることができているのかもしれません。