20歳以上の皆さん、正しく飲酒できていますか?
良いタイミングでコーヒーを飲んでいますか?
朝にはコーヒー、仕事終わりはビールで乾杯して、奥さんから「毎日ビール飲んで体に悪い!」と言われていませんか? 安心してください。そんなあなたは正しいです。
ここでは、そんなビールとコーヒーでパフォーマンスを上げる方法についてお話しします。
著者である馬渕 知子さんが『朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる』という本を出しています。その本を参考としながら紹介していきます。
飲み物の吸収速度は50倍!
食べ物が胃で吸収される速度は食べ物によりますが、だいたい4時間かかると言われています。
その一方で、飲み物による吸収は5分前後で済んでしまうのです。
飲み物が食べ物より吸収速度がダントツで早いことがわかります。
自律神経とパフォーマンスの関係
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つで構成される。これらのバランスが崩れると、様々な症状が出てきてしまう。
大切な場面での緊張や腹痛、感情の起伏など全てが自律神経に関係する。
主な症状
- イライラ・落ち込みやすい
- 集中力低下・寝不足
- 目が乾く
- めまい
- 下痢や便秘
自律神経を整える事は、パフォーマンスを最大限に発揮する上で大切な事です。
どうやって飲めばいいの?

ビールには、副交感神経を刺激する作用があり、コーヒーには、交感神経を刺激する作用があります。
これらは飲み方次第で、交感神経と副交感神経のバランスを整えるてくれるのです。
コーヒーに含まれるカフェインは、交感神経を刺激し、アドレナリンの分泌を促進、やる気を上げてくれる効果があります。このおかげで、仕事や勉強での集中力を高めてくれるでしょう。
一方、ビールは副交感神経を刺激し、身体にリラックス作用を与えます。このリラックス効果により、仕事や勉強で緊張状態となった身体をリラックスさせてくれます。
これらの作用をうまく利用すれば、自律神経が整えられ、最大限のパフォーマンスを発揮することができるのです。
今回ビールの良さについて紹介させていただきましたが、やはり飲みすぎは良くありませんので、飲みすぎないように気をつけましょう!
【おまけ】一口飲んでから3分待つと酔わない
急激に体内へアルコールが入ると、空腹状態であればあるほど吸収速度ははやく、一気にアルコールが肝臓に行くため酔いやすくなってしまいます。
肝臓にも準備運動が必要なため、一口飲んでから3分ほど待ちましょう。
そうすることで、3分でアルコール代謝機能を高めてくれます。
馬渕 知子(著者)